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木製バット職人の独り言

日々木工旋盤に向かってバットを削る日常の中、木製バットを通して見える。野球のこと、世の中のこと、1人息子のこと、嫁はんのことに関する独り言です。

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お彼岸に入ってすっかり暖かくなり
すかり春めいてきました。

この頃になると、死んだお袋が
「暑さ寒さも彼岸まで」と口癖のように
つぶやいていたことを思い出します。

お彼岸を過ぎると木材の方は
伐採の時期からはずれてきます。

実際には木材は年中切られているのですが
春のお彼岸を過ぎると樹木は
どんどん根っこから養分(水分)を
吸い上げて成長を始めます。

すると樹木の中は水分でじゅるじゅるに
なります。

これからの時期の丸太は切らないように
します。

機会があれば大きな樹木に耳を
押し当ててそっと聞いてみてください。

水が動くダイナミックな音が
聞こえますよ。

「育ってるなぁ」と感じます。

育つと言えば
この時期子供達は
進級、卒業、進学と
大きく環境を変えて成長するときです。

今日、1本ノックバットをお届けしたのですが
そのバットには卒業する
お子さん達の名前が寄せ書き風に
書かれてあって、
お世話になった監督さんへの贈り物になさるそうです。

100320_1303431_convert_20100320181723.jpg

100320_1304251_convert_20100320181909.jpg



直筆で書かれた名前を見て
樹木の成長と子供達の成長が
オーバーラップした一日でした。
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  1. 2010/03/20(土) 18:21:12|
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積層

材料のメイプル材と桧と捨て貼り用のパイン材を
必要な断面に切削する。

サイズは32x16です。

今日は30本分積層するので、
必要な枚数はそれぞれ60枚。

倉庫から自動プレナのところへ持ってくる。

いきなり削り始めてはいけません。
これから1枚ずつ検品です。

60枚の3種類だから、全部で180枚。
1枚1枚、ワレ、節、虫食い、腐れ、シナ折れ
トビ傷、散弾の弾のあと、アテ、木のキレなど
チェックする。

けっこう根気のいる作業です。
これOK,
これピン(虫食い穴)で駄目。
これ良し。
この作業けっこう好きかも。
没頭すること小一時間
終了。

それでは削ります。
プレナの目盛りを32にセットして
まずはコマ方向からただひたすらに
機械に材料を通す。
単純作業。
これあんまり好きじゃないかも。

でも、ここでいい加減なことをすると
厚みむらで接着不良を起こす原因になる。

くれぐれも慎重に。

ふぅ。やっと削り終わった。

いよいよ、積層接着です。

その為に何が必要。
もちろん接着剤。

主剤350gにたいして架橋剤52.5g
正確に混ぜ合わして
接着剤の完成。

それでは、塗布します。
ハンドローラで材料に糊を塗布。

ここでのこつは、塗るというより
載せる感覚で。

そして圧力をかけます。
100315_1954291_convert_20100315202940.gif


1回めの作業終了。
1回で5本しか貼れないので
あと4回がんばりましょう。



  1. 2010/03/15(月) 20:30:41|
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無題

朝6時、目覚まし時計の音に目覚める。

家内はすでに起きて朝食と弁当の支度を
しているようだ。

眠い目をこすって、おもむろにゆっくりと体を起こす。

以前テレビ番組で、この年になると
不用意に起きあがるとふとしたひょうしに
ぎっくり腰をやってしまう。

そんなことを頭をよぎらせながら
ほんとうにゆっくりと体を起こす。

そして、枕元においてあるペットボトルの水を
飲む。

師匠の勧めで常温の水を一日2L飲む。

朝起きて500mlを飲み干す事が目標だ。

これがなかなかたいへんたいへん、
毎朝寝起きから目標達成のため
努力。

そして、階段を降りて仏間にいく。
途中まだ寝ている息子に一声かけて
「はよ起きや。バス乗り遅れるで。」
仏壇の前に座る。

今日一日の無事をお祈りして
朝ご飯をいただく。

一日が始まる。

  1. 2010/03/13(土) 17:27:21|
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3月5日

今日は横切りの機械のチップソーという丸鋸を
交換しました。

1_convert_20100305194901.jpg

まっさらのやつに交換したので驚くほど
よく切れます。

2_convert_20100305195401.jpg

やはり刃物は切れてなんぼのもんです。

バットは振り抜きやすくはじきが良くて
なんぼのもんですね。

テーマ:日記 - ジャンル:日記

  1. 2010/03/05(金) 19:58:53|
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ご無沙汰です。

「鳥は蒔かず、耕さず、働かずされど神はそれを生かし給う。」

という聖書の一節の話しが、あるインタビューCDをきいておりましたらありました。

鳥は世の中の落ち穂をついばんで生きている。

何の生産性も無いけれど、鳴き声が美しかったり、羽が鮮やかだったりする事で
生きる意味がある。
世の中がそれを許しているということです。

出来た作物を全部刈り取らず鳥たちのために落ち穂を残しておくのです。

わたしは、木製バットを作って生業としているのですが、まさにこの鳥のような
存在だとじぶんで思います。

まさに、平和な世の中で、みなさんが野球をすることに社会的な差し障りがなく。
そして、みなさんもご自分や息子さん(最近は娘さんも)が野球をする経済的、
時間的余裕があって始めて私の生業がたつのです。
まさに落ち穂をついばむとりのようやなぁとインタビューを聴きながらかんがえておりました。

日本もほんの50年ほど前は戦争の真っ最中で野球どころの騒ぎではありませんでした。
今も世界のどこかでは紛争や貧困が原因で野球の出来ないところがたくさんあります。

ある雑誌でボールの小さな球技は裕福で無ければ出来ないと読んだことがあります。
たしかにゴルフやテニスも裕福の象徴のようなスポーツです。
大きな球ならなくすことも無いですが球が小さいとすぐ無くなってしまいます。

野球がサッカーに比べて世界的な普及につながらないのはこういうところにも原因が
あるのではないでしょうか。

とりとめのない文章になりましたが、
世の中が鳥のために落ち穂を残しておくゆとりのある世界であり続けますように。

これからもみなさんが思いっきり野球が出来る世の中であり続けますように。






  1. 2009/06/07(日) 20:33:24|
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プロフィール

MR向日葵

Author:MR向日葵
いつのまにか中年ど真ん中にいる自分に気がつく今日この頃、
チョイ悪親父なんてこの間まではやってたけど、そんな世間の
浮いた話とは全く関わりなく、もくもくと人生やってます。

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